モード(´ω`) 5
動機調査は『エル』誌の根本的な変更に与って力のあったものです。
445人のインタビューと40人にのぼる人々との徹底的な対話から、『エル』誌はその当時、《形態と映像の純粋な美の奇術師》として見られていたことがはっきりした。
インタビューに応じた読者の三分の二が美しいと認めたモデルは、同時にまた冷い、よそよそしい、と見られていました。
このよそよそしさは見事なスタイルで強調されたのです。
『エル』誌とその読者との間のこうした同一視化の困難さが、この時期の特徴的な面の一つです。
つまり、両者を結びつけるつながりは、もはやかつての幸福や豊かさや栄光の世界の磯餓症的自己所有化(有名人の結婚、スターの生活、女流作家の快適な家庭など)ではなかったのです。
そのようなつながり方は、すっかり弱まってしまっていたのです。
夢と逃避が高貴の意味となってしまっていました。